生産管理システム 個別受注生産 製造業向け アールボム
導入事例

アイメックス株式会社様

化学機械同装置製造

それまで稼働していた生産管理システムのリース期限切れを機に、業務の効率化や コスト削減にも寄与する

新たなシステムの導入を決定したアイメックス株式会社。
個別受注型生産管理システム「rBOM」を採用した同社では、部門ごとに管理して いた部品情報などを

全社で一元化することで、業務の改善に役立てている。


【システム導入による効果】

・1件20分かかっていた製品データの検索が1分に短縮
・データの一元化により、納期確認が容易に
・転記作業がなくなり、発注時間が1/2以下に


■リース期限切れを機に 新システム導入を決定

 顔料の製造に使用される湿式粉砕処理機や、プラスチックの押出成形に関わる製造装置の開発、設計、

 製造を手がけるアイメックス株式会社。
 顔料やプラスチック製品の規格は多岐にわたっているため、顧客の希望する仕様に合わせた個別受注生産を

 行っている。
 同社では、受発注や経理業務対応を中心としたシステムを稼働させていたが、各部門別にデータを管理する

 必要があった。
 たとえば購買部門がシステム上で発注データを入力しても、他部門でそのデータを使用するためには、

 エクセルで作成した管理表に転記して使用するという具合だ。
 このため、転記の際に入力ミスや転記漏れが発生する、リアルタイムでの在庫状況が確認できない、

 製造が完了するまで正確な原価把握ができないなどの課題を解決することを迫られていた。
 そこで、システムのリース期限切れを機に、新システムの導入を決定。
 「業務効率化やコスト削減が全社的な命題となっていた時期でもあり、データの一元化を図り、

 こうしたことを実現できるシステムの導入をめざそうということになったのです」
 そう語るのは同社研究開発センター所長兼技術部部長 五十嵐 章裕氏だ。
 こうして新たなシステムの選定が2010年春にスタートした。


■個別受注型生産管理システムで 業務改善をめざす

 システム選定に際しては、4社のシステムベンダーから提案をつのり、様々な部門の意見も踏まえながら

 検討を重ねていった。
 実は同社には、新システム導入をきっかけに、業務の抜本的な改革を図りたいとの考えもあった。
 同社業務部部長 長沢 伸一氏は「カスタマイズを重ねて現状の業務にフィットするシステムを構築するのでは

 なく、標準的なシステムに合わせて業務を改善することで弊社の抱える課題解決につながるのではとの思いが

 ありました」と語る。
 しかし、そんな思いとは裏腹に、システムベンダーからの提案のほとんどは、現状業務にいかにシステムを

 フィットさせるかというものばかりだった。
 そんななか、注目を集めたのが、DAiKOから提案された個別受注型生産管理システム「rBOM」だ。
 「個別受注生産に最適なシステムということで、これを活用すれば課題の解決を果たし、業務改革を

 推進できるのではと考えました」 (五十嵐所長)
 こうして「rBOM」の採用が決定した。
 しかし、システムとともに業務も変わることに対し、現場の社員からは混乱を危惧した反対の声も

 あがったという。
 こうした意見に対しては、一時的に混乱が生じても結果的には業務効率の改善やコスト削減につながることを

 丁寧に説明し、納得を得ていった。
 また、操作方法が従来のシステムと異なるため、パソコン操作に不慣れな社員をはじめ、不安に感じる者も

 多かったという。
 その不安解消のためにDAiKOのサポートのもと、事前に研修を行った。
 そして採用決定からわずか4か月で導入準備を進め、2011年1月、ついに新システムの稼働が開始された。


■データの一元化により 業務の効率化を実現

 稼働開始から1年以上が経過した現在、導入効果も現れ始めた。

 まずデータの一元化により、受発注や在庫、製造状況などが全社的にリアルタイムで確認できるようになった。
 もちろん部門別にデータ管理を行う必要もなくなり、転記作業が不要になったことで、発注に関わる業務時間が

 約1/2以下に短縮できたという。
 空いた時間を他の作業に振り替えることで全体の業務効率が向上。
 入力ミスも激減した。
 部門間での状況確認が必要だった部品の納期も、どの部門でもすぐに確認できるようになり、その後の

 工程管理や納期決定もスムーズに行えるようになった。
 また、すでに製造済みの実績品のデータ検索が可能になったことも、社員の負担を大きく減らしたという。
 受注品と類似製品の設計データや部品データが容易に入手できるようになり、1件で20分から1時間ほど

 かかっていたデータの収集が、現在は1分で済むようになった。
 業務の効率化だけでなく、コスト面でも効果が出始めている。
 「これまでは部品データなどをリアルタイムで把握できなかったため、原価も製品完成後でなければ算出

 できませんでした。
 現在は原価管理がスピーディに行えるようになり、コストの見直しに威力を発揮しています」(五十嵐所長)
 様々な効果をもたらした「rBO M」だが、同社の業務改革はまだスタートしたばかりだ。
 まず、部品コードを全社で統一し、さらなる操作性を高めるための取り組みを進めていく計画がある。
 また、システム上で収集したデータを元に、可能な限り製品のユニット化を進め、効率化とコスト削減を

 めざしたいという。
 さらに同社取締役副工場長 利根川 敦詩氏はこのシステムに、大きな期待を寄せている。
 「データが充実すれば、経営戦略にも反映できる重要なものとなるでしょう。
 システム活用の幅をさらに広げたいですね」 「rBOM」を活用した同社の業務改革はこれからも続いていく。


■企業data■

社名   アイメックス株式会社 

会社概要 1950(昭和25)年創業、1960年に株式会社に改組。1990(平成2)年現社名に。

     化学分野の湿式粉砕処理やプラスチック押出成形に関わる製造装置の企画、設計、

     製造、販売を手がけている。

本社   東京都墨田区押上

事業所  東京営業部、大阪営業所、草加工場・研究開発センター

URL   http://www.aimex-apema.co.jp/

 

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